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健康セミナー
2022年分

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第325回:『悪性リンパ腫の話』

内科 西田 淳二

 悪性リンパ腫はリンパ球が癌化したもので、近年世界的に増加しています。体の表面、特に頸・脇の下(腋窩)・足の付け根(鼠蹊部)など元々正常のリンパ節があるところが腫れて発見されることもありますが、最初は表面に出てこないことも多く、何かの症状で、あるいはたまたまCTを撮って発見されることもあります。腫瘤をつくらないリンパ腫もあり、この場合は往々にして診断が遅れます。
 リンパ節が腫れるのはリンパ腫以外に他の癌の転移、癌以外の炎症が原因のこともあるので、診断には組織を取ってきて顕微鏡で調べる検査(生検と病理診断)が必要です。一般的には触って痛いのは炎症、痛くないのは癌、と考えて良いでしょう。手足にできる小さいグリグリは見つけるとドキッとしますが、あれはガングリオンと言って腱鞘炎の一種なので、整形外科で相談しましょう。
 リンパ腫は進行速度によって低・中・高悪性度に分けられます。低悪性度は腫瘍量が2倍になるのに1年、中は1ヶ月、高は1週間、と覚えると便利です。
 リンパ球にはいろいろな種類があって、そこから発生するリンパ腫も様々で、治るか治らないかも様々です。治療には放射線、抗がん剤、抗体薬、造血幹細胞移植、さらに近年では免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬や遺伝子治療など徐々に工夫が重ねられ、次第に治癒率や生存期間が向上してきています。
 治療に年齢制限はありません。私の治療した最高齢は90歳の患者さんでした。体力に応じた最も良い治療法を専門医がご提案しますので、恐れることなくご相談ください。

第324回:『骨造成を伴うインプラント治療』

歯科口腔外科 田中 憲一

 スポーツ時のアクシデントや転倒、交通事故などで歯が折れたり、差し歯が抜けたりすることがあります。残念ながら、抜歯が必要となることがあります。その多くは上顎の前歯部で起こります。
 「早く治したい!」というのが患者様の本心です。当然そのことは我々歯科医もわかっています。ただ、それと同時に、我々は治療の困難さを認識しています。  上顎の前歯部は、奥歯の部位と比べ、もともと骨の厚みがなく、抜歯後さらに薄くなりインプラントを埋入する骨が無くなる場合もあります。残念ながらインプラント治療を断念することもあります。
 そこで最近は事前にCT検査をして検討し、抜歯と同時に人工骨を抜歯窩に充填したり、骨を誘導するための膜を使用して骨の厚みを確保することによりインプラント治療の可能性を高める工夫をしています。
 ただ人工骨や膜が吸収し、骨に置き換わるのに6〜12か月かかります。その間は入れ歯や仮歯で我慢していただくこととなります。
 最近は、ナロータイプ(細い)やテーパータイプ(軟らかい骨に利用)のインプラントもあり、人工骨との併用で治療の可能性が広がっています。今後は、やはり治療期間の短縮が課題であると思っています。
 上顎の前歯部は審美性の問題や発音の問題もあり患者様も特に気にする部位です。患者様とコミュニケーションをとりながら慎重に治療していきたいと思っております。

第323回:『片頭痛でお困りの皆様に朗報です!』

篠原 千恵 ☆
(脳神経外科専門医)

 頭痛は誰しも一度は経験があると思います。ところがその頭痛が繰り返し起こったり、常に頭痛があって、生活に支障のでる方もいます。こういうひどい頭痛はほとんどが片頭痛で、実は人口の8・6%もいるそうです。
 ところでしつこい頭痛で病院に行った事があればわかると思いますが、たいてい「風邪です」とか「疲れです」と言われて痛み止めをだしてくれて終わってしまいますよね。それで良くなる人はいいのですが、そうはうまくいかないのが片頭痛です。まず、片頭痛には普通の痛み止めが効かない事が多いです。またしょっちゅう起こるので薬が手放せません。中には薬の飲み過ぎでよけいに頭が痛くなる人もいます。
 そういう人たちのために、去年、画期的なお薬が発売されました。これは片頭痛の予防薬で、今まで起こっていた頭痛の回数もひどさも、平均して半分以下にしてしまうというびっくりするような効果があります。今までのお薬とどのくらい違うかというと、(たとえがわかりにくいかもしれませんが)普通電車と新幹線のぞみ号くらい違うという印象があります。
 しつこい、あるいは繰り返す頭痛で日常生活に影響がでているとお悩みの方、1度病院を受診してみませんか?頭痛にまつわるもやもやが解消され、すっきりと晴れた気持ちになるかも知れません。

第322回:『栄養サポートチーム(NST)について』

内科 丸野 要
(日本外科学会指導医/専門医 日本消化器外科学会指導医/専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本乳癌学会認定医)

 NSTとはNutrition Support Teamの略で、日本語では栄養サポートチームと呼ばれています。1968年に米国で中心静脈栄養が開発され、その適応と安全管理を目的として医師、看護師、薬剤師などからなる栄養管理集団が結成され、これがNSTの始まりとなりました。その後1973年に米国のボストンシティー病院で初のNSTが誕生したとされています。日本には1998年から本格的に導入されました。患者様に最適の栄養管理を提供するための、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、言語聴覚士、歯科医師、歯科衛生士などで構成された医療チームです。NSTでは患者様の栄養状態を評価し、適切な栄養療法を選択・提言・実施しています。静脈、経腸、経口栄養すべての栄養を管理支援します。毎週1回のNSTカンファレンスと回診で、NST介入の依頼理由、患者様の現在の食事内容、嚥下機能、併存疾患などの情報を共有し、必要栄養量や栄養管理の目標を作成、ベッドサイドで患者様の全身状態を把握し、主治医に栄養改善プランの提案を行います。また当院のNSTでは病院職員全員にオープンで毎週1回NSTカンファレンス時に勉強会を開催しています。摂食嚥下、医薬品、濃厚流動食の味や飲み方の工夫、当院で採用している栄養補助食品の試食、口腔ケアなどのテーマについて学習する機会を設けています。患者様の栄養状態の改善は、疾患の治療効果の向上、合併症の予防に影響をおよぼすだけでなく、患者様のクオリティーオブライフ(病棟生活の質)を高め、在院日数の削減にもつながります。褥瘡チームと連携して栄養状態を評価し改善することにより、褥瘡の治療にも貢献しています。また摂食嚥下チームと連携し、経口摂取を勧めることにも取り組んでいます。

第321回:『ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の診断』

総合診療科 濱田 節雄
指導医:日本外科学会 日本消化器外科学会 日本消化器内視鏡学会 日本消化器病学会 日本大腸肛門病学会 認定医:日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症)

 ヘリコバクター・ピロリ(以後ピロリ)菌が胃粘膜に感染すると「ピロリ感染胃炎」を引き起こします。ピロリ菌は除菌されない限り感染を続け、加齢と共に進行すると「萎縮性胃炎」と呼ばれる状態になり、「胃がん」が発生し易くなると考えられています。胃カメラで胃にピロリ菌感染を疑い、ピロリ感染診断検査でピロリ菌感染があると証明されれば、ピロリ感染胃炎と診断され、除菌治療ができます。ピロリ菌を除菌する事で、萎縮性胃炎も改善する傾向になり、胃がんの発症が抑制されます。
 ピロリ感染診断には胃カメラで胃粘膜の一部を採取する方法と胃カメラを用いない方法があり、前者は正しく判断できない場合があり、最近ではあまり行われていません。
 胃カメラを用いない方法には「尿素呼気テスト」「便中ピロリ抗原測定」「抗ピロリ抗体測定(血液・尿)」があります。「尿素呼気テスト」と「便中ピロリ抗原測定」は精度が高く、感染診断及び除菌診断で優れています。しかし、両検査とも胃酸分泌を強く抑える薬が影響を及ぼすため、検査2週間前より中止しないといけません。
 しかし、「抗ピロリ抗体測定(血液・尿)」は胃酸分泌を強く抑える薬の影響を受けにくく、内服中でも検査可能とされています。適切なピロリ感染診断検査が必要です。

第320回:『手足のしびれの話』

整形外科 寺山 恭史
(日本整形外科学会認定整形外科専門医 日本手外科学会認定手外科専門医)

 日常生活において、手足のしびれを自覚することは多いでしょう。しびれは多くの原因により起こります。正座の後のしびれは足の血流障害による末梢神経の一時的な障害によるもので、そのようなしびれは一時的な障害であり、病的とは言えないでしょう。しかし、繰り返すしびれは病気の可能性があります。朝起きると手がしびれていることが度々あるとか、運転や作業中、最近はスマホをいじっていると手がしびれるという方もいます。
 例えば肘部管症候群という病気は肘の内側を通る尺骨神経という神経の障害です。この神経は肘の内側の出っ張り(内側上顆)の後ろの溝を通るため、肘を曲げると神経が引っ張られる状態になります。肘を長い間曲げていたり、繰り返しの肘の曲げ伸ばし作業により神経が障害を受けると神経が腫れていきます。すると神経の通り道を通過しづらくなり、さらに神経の障害が進むという悪循環に陥ります。病状の悪化に伴い指の動きが悪くなり、放っておくと指の動きや感覚の異常が治らなくなってしまうこともあります。
 その他、しびれを生じる病気には、脳梗塞などの頭の病気、脊髄神経や末梢神経の圧迫、糖尿病や血流障害、神経そのものの病気などがあり、その種類により脳神経外科、整形外科、内科、神経内科などで診察しています。しびれの範囲やいつからしびれたかなどは診断に非常に重要ですが、病院で診察をうける時にはしびれが治まっていることもあります。しびれをかんじた時には、しびれの範囲や状況を忘れずにメモしておくと診断がより確実になるでしょう。

第319回:『薬の飲み方』

麻酔科 上田 朋範
(日本麻酔科学会麻酔科指導医/専門医 厚労省認定臨床研修指導医/プログラム責任者 日本医師会認定産業医 難病指定医 蘇生学会指導医)

 処方箋や薬の袋に書かれた「飲み方」の意味がよくわからない、と思うことはないでしょうか?「定期薬」と「頓服」の違いや「食前」「食直前」「食後」「食間」など、飲むタイミングを表す言葉の意味は意外と知られていなかったり、誤解されていることも多いようです。
 「頓服」とは症状が出た時だけ、症状を一時的に抑える時に飲む薬で、痛み止めや解熱剤などがその代表です。とはいえ、副作用の危険性を考え、一日の使用回数に上限があるのが原則です。  「定期薬」とは症状に関係なく定期的に使う薬です。病気の中には自覚症状の全くないものもありますが、症状の有無に関わらず、定期的に決められたタイミングで飲まなくてはいけません。さらに定期薬には「食後」のように飲むタイミングの指示が必ずあります。これは食事の影響で薬の吸収が変化することもあるため、そのタイミングで飲んだ方が効果的なためです。
 「食前」とは食事の20〜30分前。「食直前」とは食事の5分前〜直前。お箸を持ったタイミングと考えて差し支えないでしょう。「食間」とは食事と食事の間で、概ね食事の2時間後です。「食直後」とは食後5分以内。「食後」とは食事が終わってから30分以内までですが、食直後でも大丈夫です。
 このように薬の種類によって様々な飲み方がありますが、飲み方を守ってきっちり飲まないと、効果が得られないどころか逆に副作用が目立ったり、不調の原因になったりして大変危険です。必ず指示された飲み方を守るようにして下さい。

第318回:『怪我の対処について』

外科 長谷川 久美
(日本外科学会専門医/指導医 日本消化器外科学会専門医/指導医 日本消化器病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 マンモグラフィ読影認定医)

 日常生活に怪我はつきものですが、外科手術の傷も人工的に作られた怪我です。以前は手術後には毎日、傷にイソジン消毒液をつけてガーゼ交換をしていました。抗生物質もたっぷり投与していました。
 ところが最近は、イソジンは創の治癒に有害だということがわかってきました。イソジンは皮膚の上の菌はへらすものの、皮下の白血球などの細胞を障害死滅させてしまうので、その結果壊死物質が増えてかえって菌が増殖し、傷の治癒を遅らせてしまうのです。思い返せば以前はなぜか術後に創の感染が多く、ますますイソジン消毒をたっぷり用いていたことを思い出します。またむやみな抗生剤点滴は、無意味であるばかりかMRSAなどの抗生剤の利きにくい菌を増やし不利益であることが判明して、ずっと用いないようになっています。
 すべての怪我において基本は、消毒せず、創面の異物を除去したのち、水道水で洗浄するということです(一日一回でよい)。特に高齢の方で、「傷は濡らしたり洗ったりしてはいけないもの」と思い込んでいる方が非常に大勢います。むしろ反対で、たまった古い浸出液(傷口からでる体液)を流すことで菌の繁殖を予防します。泡状石鹸を使っても使わなくてもよく、水で洗うことが何より重要です。そのあと乾燥しがちにならないようにガーゼで保護します。これさえ守っていれば自然に治ることがほとんどです。
 ご自身で判断するのがやはり難しい場合は、いつでもご相談ください。何より怪我をしないことが一番ですね。

第317回:『ビックデータ(NBDデータ)からわかる歯の数と医科医療費の関連』

歯科 秋月 弘道 (日本口腔外科学会指導医 日本口腔外科学会専門医)

 近年、NDBデータ(医科と歯科の保険診療情報)を活用した分析でいろいろな結果が得られてきました。最新の研究報告では歯数が少ない人、欠損歯数が多い人ほどアルツハイマー型認知症のリスクが高く、20〜28本の歯がある人を1とした場合、10〜19歯の人は1・11倍、1〜9歯の人は1・34倍もアルツハイマー型認知症と診断されています。また、欠損歯が多いほど誤嚥性肺炎で医科受診をしているという結果があります。1〜14本の欠損歯がある人を1とした場合、15〜27本の欠損歯のある人では1・67倍、28〜32本の欠損歯がある人は3・14倍も誤嚥性肺炎のリスクが高いことがわかりました。特に〝歯の健康寿命〞をいかに延伸するかということが、アルツハイマー型認知症や誤嚥性肺炎などの高齢者に起こりやすい病気を防ぐ鍵を握っています。現在、70歳を超えると歯の平均本数は20本を切り、欠損歯がだんだん増えてきます。歯は〝臓器の一部〞であり「噛むこと」をはじめとして義歯では得がたい機能も多く、1本でも歯が減ると医科医療費が直線的に増えていくことがわかっています。これらの傾向は50歳代や60歳代においても高齢者と同様に歯の本数が減るほど医療費が高くなることがわかってきました(図)。

年代別・有している葉の数と医科医療費の関連

この分析結果から見えてきたのは40〜60歳代の働く世代の歯科予防対策が重要だということです。今から歯の状態や口腔衛生、口腔機能の状況に関心を持って頂くことが大切だと思います。
参考文献:Health ScienceCare 2017;17(1):36-37

第316回:『慢性便秘症診療の進歩』

外科 兼子 順 (東京医科歯科大学医学部臨床教授 日本外科学会専門医/指導医:日本外科学会 日本消化器内視鏡学会専門医/指導医 厚労省認定臨床研修指導医)

 便秘症は古くから人類共通に認められる約15〜30%と高い有病率の消化管障害であり、高齢化や生活習慣病の広がりにより患者数は増加傾向にあります。今までは便秘に定義がなかったため、本邦に於いて2017年に慢性便秘症診療ガイドラインが作成され、便秘を「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義しました。何日以上排便がないのを安易に便秘とは言わないのです。
 さらに、慢性便秘症はその原因から器質性と機能性の二つに分類され、症状から排便減少型と排便困難型の二つに分類されます。器質性便秘で狭窄を伴うものに、大腸癌、クローン病などがあり、非狭窄性では巨大結腸や腸重積などが挙げられます。機能性便秘の病態は多様であり、大腸通過遅延型(薬剤性や他疾患による症候性など)・大腸通過正常型(食事や食物繊維の摂取不足や便の水分不足など)・機能性便排出障害(腹圧低下や直腸感覚低下など)の三つに分類されます。
 今も便秘を訴えられると、安易に下剤(特に刺激性下剤)が処方されているのが現状です。刺激性下剤の中には強い副作用や、長期運用により依存性や耐性が出現して腸の蠕動運動が低下し、ひいては難治性便秘になる危険性も指摘されています。ガイドラインでは、膨張性下剤や浸透圧性下剤、上皮機能変容薬を基本薬剤とし、必要に応じて刺激性下剤を頓用で使用する事が推奨されています。
 医療側も患者側も便秘症について更に勉強する必要があります。

第315回:『肩、こってますねー!』

総合診療科 山形 健一

 コロナ禍の続く現代においては、日常の運動不足やリモートワークの増加等で、皆さん肩こりに悩まされていませんか?私ども臨床医も、連日猫背や前かがみの姿勢を長時間強いられることが多く、肩こりに悩む同僚がたくさんおります。我が国においては、日常的になんらかの慢性症状を感じている方のうち肩こりでお困りの方は、成人男性の2位(1位は腰痛)、女性では1位だそうです。
 肩こりは頚から肩甲骨周辺にかけての筋緊張、重圧感、鈍痛の総称です。同じ姿勢を取り続けると、頭や腕を支える筋肉が持続的に緊張を強いられます。それによって筋肉が硬くなり血液やリンパ液の循環障害が起こると、酸素や栄養分が末梢まで届きません。すると疲労物質が蓄積し、それが刺激となって肩こりを起こすと考えられています。ですから同じ姿勢を長時間とりすぎないこと、適度な休憩やストレッチ体操が重要なわけです。
 ただ肩こり症状のかげに別の病気が潜んでいることがあります。高血圧の方は交感神経系の興奮から肩こりや頭痛が自覚されることが多いです。また腕のしびれ、特に片側だけ強い症状がある場合は頸椎の病気が疑われます。
 そして一番気をつけなければならないのは、突然起こった肩こり、特に肩方向に痛みが拡がり放散していくような場合です。このような肩こり痛は、狭心症などの心・血管系疾患の可能性があります。狭心症・心筋梗塞は特に12月から2月ごろに起こりやすく、冬場は夏場の約1・5倍の発症率です。いちがいに「肩こり」といっても他の病気のサインであることも多いのです。

当院は今後さらなる医療の発展のため、ソフト面の整備の充実をはかり、
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